【小学生編】読解力・・・長文問題苦手・・・
こんにちは☀
保護者の方とお話をしていて、だいたい出てくる言葉。『うちの子、国語の長文問題が解けなくて。』や『算数の文章問題が解けなくて・・・』。半数以上の方が悩まれる道だと思います。
小学校で言うと、ペーパーテストの表面は基本問題だから80点が平均点で設定されています(正確には82点~83点ぐらい)だから裏面の応用問題で点数が取れていないと、そのまま中学校のテストに響いてきます。(よくあるのがこのパターン)
つまり、何が言いたいのかというと、実際の問題は、小学校の頃まで遡ることになり・・・。早いうちに対処をしておかないといけない。そして裏面が解けない子には共通点があります。
読解力が足りない。間違いなく・・・。
頭の中で日本語が整理できていないから、解き方が分からない。むしろ『何言っているのかもわからない・・・』となっている子も多い。
読解力は頭の中で情報をかみ砕いて整理する力。基になるのは思考力と想像力。この二つの掛け合わせで決まる。じゃあこの力ってどうやって鍛えるのよ・・・。思考力なんて教科はないし、想像力という教科もない。習ってないやん・・・と思うかもしれないけれど、実は毎日やっています。ただ、本気でやっていないだけで。
それは、音読
音読が足りていない=読解力が育っていない
ウソじゃないから。学校の先生がそこまで理解して宿題に出しているかはわからないけれど、音読こそ読解力を鍛える最強のコンテンツです。小学校の教科書に掲載されているものは、専門部会で厳正に審査され採択されたものです。なぜ教科書に載っているのか、が分かればあとは生かすだけ。
毎年、小学2年生の教科書にスイミーが選ばれていたり、小学6年生の教科書に『鳥獣戯画』や『やまなし』が載っているのには理由があるんです。だからしっかりと心を込めて音読してもらいたい。『何を気を付けなければいけないのか』が分かれば、思考力と想像力が鍛えられます。『つっかえなければいい』『漢字が読めればいい』ではないんです。しっかりと想像して、この後の展開はどうなるんだろう?と想像しながら(聞き手に想像をさせながら)音読しなければ意味がありません。そうやって繰り返していくうちに、学びが深まり読解力が育っていきます。
ぜひ、音読はしてもらいたい。なんとなく音読をして、なんとなく判子を押すだけではなくね。
ちなみに、私の子は全力音読タイムを実施していました。全力でね。でも空気を読むことは苦手です・・・。